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透明感を重ねる、ローラメルシエのフィロソフィー〜ローラメルシエ × 薄肌友の会 体験型ワークショップ レポート〜

  • 執筆者の写真: ichifemmu
    ichifemmu
  • 4月6日
  • 読了時間: 11分



下地やコンシーラーが薄肌に合うと評価の高い『ローラメルシエ』。特に「毛穴」と「テカリ」悩みについてブランド担当者様にご相談、新処方ベースメイクアイテムを体験するワークショップを開催いたしました。


各所で桜が咲き始めた3月下旬。久しぶりのポカポカ気持ちのいい陽気を感じながら、日中出歩くと、乾燥と汗が混じったようなベースメイク崩れが気になる季節でもあります。


ローラメルシエのブランド担当者様から、管理人へご連絡をいただいたのはその前の年始1月あたりのことでした。


「薄肌友の会の皆さんの発信や交流を読んでいる中で、メーキャップのブランドとして何か役に立てることはないか。 薄肌さん特有のお悩みを聞いて、これからローラメルシエとしても薄肌を悩んでいる方にどういう発信や案内ができるか、一緒に考える機会をいただきたい。」


そのような主旨の、大変ありがたいご用命をいただき、2025年2月に新処方となった店頭でも完売品薄の大人気ベースメイクアイテ『ピュア キャンバス プライマー ブラーリング N』を中心に体験するワークショップが実現しました。





おもてなしの品格


まず先にお伝えしたいのは、ローラメルシエ社員様たちのおもてなしの品格です。


参加者は全員が一人でのご参加であり、皆さまやはり少なからず緊張されていらっしゃいました。

資生堂ジャパン本社の壮麗さに圧倒されながら、準備されていた会場へ進むと、東京タワーを一望できるお部屋の中に、それぞれが自由に触れることのできるローラメルシエのアイテムや体験キットが整えられ、心遣いに満ちた歓迎をしていただけました。 随所に一流の雰囲気を感じさせる一方で、私たち薄肌友の会への温かな心配りも感じられ、そのお心遣いに、管理人として敬意を表する思いが強くなりました。ローラメルシエ様のさすがのご配慮に、深く感銘を受けました。 今回のワークショップは、13時の部と15時の部の2部構成で行われました。管理人単独では適切に進行できない場面が多々ありましたが、ローラメルシエの社員様に進行のフォローや、参加者のアテンドをご協力いただき、トラブルで遅れていらした方もスムーズに本社までご案内いただきました。 そのおかげで、一人も欠けることなく、体験型ワークショップを滞りなく開始し、無事に終了することができました! 本当に楽しく、有意義であり、素敵な時間を過ごすことができました。この場をお借りして、心より感謝の意を表させていただきます。



体験型ワークショップの内容

- はじめのご挨拶~参加者の紹介 -『薄肌』とメイク悩みについて - 新処方の『ピュア キャンバス プライマーブラーリング N』について - ブラーリング効果の実験3種 - メイクモデルに挑戦!プロに学ぶローラメルシエベースメイクレッスン






はじめのご挨拶~参加者の紹介、

『薄肌』とメイク悩みについて


本日ご参加いただいた皆様を一人ひとりご紹介させていただきました。


お話の中には、

「頬や鼻の毛穴が目立ってしまう」

「赤みを隠そうとするとファンデーションが厚塗りになり、崩れやすくなる」

と、いったお悩みがありました。


また、

「メイクがうまく馴染まず、鱗状になってしまう」

「ファンデーションを塗らない方が、肌がきれいに見える」

と、いった声もありました。


それぞれ表現は異なりますが、共通して、ベースメイクで毛穴やテカリをうまくカバーできず、もどかしい思いを抱えていらっしゃったことが伺えました。


ローラメルシエのアイテムは、クッションファンデーションを持っている人が多く、キャビアスティックアイカラーやフレグランスを愛用している人、気になってはいるけどまだ買ったことがない人など、さまざまな立場でいらっしゃってくださいました。


参加者の皆様の中には、航空会社に従事されている方もいらっしゃいました。その方からは、15時間以上も仕事用のメイクをしたままで、肌に赤みが出て荒れてしまったというお悩みをお聞きしました。






新処方のベースメイク『ピュア キャンバス プライマー ブラーリング N』


「薄肌の方々のベースメイクに関するお悩みを解決できる可能性があるプライマーをご紹介させていただきます。」


ローラメルシエブランド担当者様からのお言葉をきっかけに始まった『ピュア キャンバス プライマー ブラーリング N』についてのお話です。


「対面だからお伝えできることがたくさんあります!」

このプライマーは、瞬時に毛穴やテカリを防ぎ、ふわっとさらさらな肌へと導き、お肌を完璧なキャンバスに整えてくれるだけでなく、その効果を16時間も持続させてくれます。


まさに魔法のようなベースアイテム。 メイクアップでありながら、スキンケア効果も非常に高いという特長を持ち、スキンケアと呼ぶにふさわしい、ローラメルシエのフィロソフィーが織り込まれた別格のプライマーと言えます。


2025年2月に新処方で発売された『ピュア キャンバス プライマー ブラーリング N』は、その評判が評判を呼び、あっという間に完売したそうです。


「従来のブラーリングにも、テカリの原因となる皮脂を吸着する効果がありました。毛穴やテカリへのアプローチはそのままに、さらに根本的なケアを行う美容成分を88%配合しました」

と、ブランド担当者様はおっしゃっていました。


残念ながら詳細は記載できませんが、毛穴やテカリをしっかりと防ぐための4つの美容成分は以下の通りです。


ノイバラ果実エキス(共通)

レッドクローバー花エキス(ブラーリング独自)

シリカビーズ

海洋深層水とグリセリン


これらの厳選された美容成分により、時間が経過してもファンデーションの色くすみを防ぎ、軽やかな使い心地で毛穴をふんわりとぼかし、なめらかな肌へと導いてくれます。






ブラーリング効果の実験3種


成分のお話をしっかりと学んだ後、ブラーリングのテカリ抑制効果を体感する実験2種を参加者全員で行いました。


ブラーリングのテカリ抑制効果体感実験①


まず、ローズオイルを1滴、両手の手の甲に垂らします。

次に、その上から片方だけブラーリングをなじませます。

そして、用意された紙を手の甲に乗せて、両手のひらを天井に向けて振ってみます。


すると、油だけのほうは全然紙が落ちないのに、ブラーリングを上から重ねた方は、すぐさらっと紙が下に落ちてしまいました。

⇨顔表面に皮脂が出ていても、ふわふわサラサラ肌を瞬時に作り出すことが実験でわかりました!


ブラーリングのテカリ抑制効果体感実験②


次の実験は、ブラーリングを片方の親指と人差し指の間に塗るだけです。


⇨塗ったそばから、指の間の深いシワやくすみが、潤いや輝きですぐ目立たなくなりました!


ブラーリングの崩れにくさ体感実験③


最後の実験では、手首にキャビアスティックで2本線を引いておき、昔のシリコーン配合のプライマーと最新シリコーンフリーのブラーリングをそれぞれなじませました。


昔のシリコーン配合は滲んでクレンジングのように崩れてしまいましたが、最新のシリコーンフリーのブラーリングNは馴染まず崩れませんでした!


「アイメイクにはシリコーンが含まれているのですが、シリコーン同士は混ざり合ってしまうので、このように馴染んでしまい崩れを招きます。

なので、最新のブラーリングはシリコンフリー処方になっています。

日中にテカリや毛穴が気になったら、メイクの上からシリコーンフリーのブラーリングを重ねれば化粧直しとしてもサラサラ肌が復活します!」


『ピュア キャンバス プライマー ブラーリング N』の素晴らしさがよく分かる、よく練られた実験にみんなで感激しました。


参加者の会員さんからも詳しい体験レポート投稿をたくさん書いていただきましたので、リンクを掲載します。








メイクモデルに挑戦!プロに学ぶローラメルシエベースメイクレッスン


最後に、メイクモデルに立候補していただき、ローラメルシエのメイクアップアーティストさんによるベースメイクレッスンを目の前で見せていただきました。


プロによるベースメイクの順番はこちらです。↓

 

ピュア キャンバス プライマー ハイドレーティング N


ピュア キャンバス プライマー ブラーリング N


リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング コンシーラー ご自身の肌色より暗めのカラー


フローレス ルミエール ラディアンス パーフェクティング トーンアップ クッション レフィル


リアル フローレス ウェイトレス パーフェクティング コンシーラー ご自身の肌色より明るめのカラー


ティンティド モイスチャライザー ブラッシュ


トランスルーセント ルース セッティング パウダー ウルトラブラーで仕上がり

 

.....この順番、驚きではないでしょうか?


色のないプライマーを2種重ねて、その次に、もうコンシーラーを使うのです。

コンシーラーは、色付き下地やファンデーションでも隠しきれなかった部分を最後のダメ押しで隠すために使うものだと思っていました。


「色・色・色で重ねると光が通らなくなる。 1枚ずつ”透明”を重ねるように、ファンデーションより先に<もはや肌>と呼ばれるコンシーラーでカバーします。

みずみずしく、色ではなく、潤いで補正するように意識すれば、色を減らしている分、透明感が出ます。

透明度を上げて毛穴でブラーリングするのです。」


と、メイクアップアーティストさん。


すごい…、まさに目から鱗でした。


①... 全体にハイドレーティングを指のはらを使ってしっかり塗り込む。小じわや乾燥が気になる部分にも塗り込むと、ピタッと密着しやすいお肌になる。


②... その後に、特に崩れが気になる小鼻や頬やおでこにプライマー ブラーリングを仕込む。


「まず水分で満たす。透明感を出すにはそれが重要です。」


③... 毛先が長めのフィニッシングポニーテール ブラシで、元のお肌よりも落ち着いた、少し血色のある2N1のカラーのコンシーラーでトーン補正。目の下の影の出やすいエリア、小鼻の赤みに筆で乗せる。


「はじめに、コンシーラーで潔く隠したいところは隠す。カバーしたいところをコンシーラーで先に仕上げれば崩れにくくなります。」


④... 次にトーンアップタイプのクッションファンデーションで、先ほどコンシーラーでカバーしたところは避けて、頬、顎、おでこなど少量を必要なぶん必要な量だけ乗せる。


「パフで圧をかけるように乗せると素肌感が出ます。」


⑤... ハイライト代わりに、一番明るいコンシーラーを目頭から目尻まで、頬骨の高いところの逆三角形にLaura MercierのLを描くように、ほうれい線の内側にMを描くように乗せ、ブラシでやさしくなじませる。


「中顔面短縮の小顔効果があって、立体感が出ます。」


⑥... リキッドタイプのチークPK1を少しスポンジにとって頬をポンポン、円を描くようになじませる。


「赤みが気になってチークが怖い人にもおすすめの色番です。肌表面で発色するので赤みが浮き出にくく、シミがグレーに浮き出にくい。春は白みがかったピンクが使いやすいです。」


⑦...トランスルーセント ルース セッティング パウダー ウルトラブラーで仕上げ。すごく軽いパウダーで粉っぽさがなくブラー効果(影を飛ばすぼかす)よりふっくらした肌に。


「頬からいきなりつけるのではなく、トラブルが少ないフェイスラインから徐々に頬へ。パフよりブラシ使いだと必要ない粉を払う効果もあります。」


そして、メイクモデルさんが窓から差し込む自然光に当たると、何個もアイテムを重ねたとは思えないくらい、透き通った素肌感の魔法のような仕上がりに…!


「透明感がすごい!!」

参加者から感嘆の声が上がりました。


透明度で毛穴をブラーリングする。

まさにその言葉通りの魔法のようなメイク体験を目の前で見させていただくことができました。





終わりに


なぜ私たちは、ローラメルシエに惹かれ続けるのでしょうか。


シンプルでスタイリッシュなパッケージデザイン。

製品の質が良く、カラーの上品さと、発色のしっかりさを併せ持つところ。

ナチュラルな仕上がりになり、作り込みすぎない自然な美しさ。


実際に参加者の会員さんから挙がったお声ですが、それら魅力の下には、ローラメルシエの独自の世界観、フィロソフィーがあると、体験型ワークショップを通して学びとることができたと思います。


感動冷めやらぬまま資生堂ジャパン本社の会場を後にし、直営店舗にお買い物へ行った会員さんが多数いたことも、非常に嬉しいご報告でした。


以上、ローラメルシエ × 薄肌友の会 体験型ワークショップレポートでした。 ではまた次回、#薄肌友の会プロジェクト でお会いしましょう!



この記事を書いた人:いち 取材ライター / Xコミュニティ『薄肌友の会』『薄肌の友ONLINE』管理人https://x.com/ichi_femmu

1988年、北海道生まれ。同志社女子大学学芸学部卒業後、2011年WEBマーケティング会社へ入社。マーケティング、デザイン制作を経験した後、再生医療・美容皮膚科クリニック運営本部にマネージャーとして入社。最新の美容医療や化粧品を現場主義で学びながら、第一子出産を機にX(旧twitter)で美容アカウントを開設。SNS総フォロワー10万人に「健康最優先で子どもに伝えられる美容」をテーマに実体験を発信。趣味は洋服集めとキャンプ。




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