いつもとなりにいてほしい乾燥さんコスメ〜BCLカンパニー×薄肌友の会 座談会レポート〜
- ichifemmu
- 4月2日
- 読了時間: 11分
更新日:4月9日

※この座談会は、薄肌友の会でたくさんの愛用者がいる、潤い特化型ブランドの「乾燥さん」を作っているBCLカンパニー様と薄肌のベースメイクについてお話&製品を試して意見交換する目的で開催しました。2025年2月25日 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCL カンパニーオフィスで撮影
― ベースメイクが崩れやすい薄肌は、思い切って全部混ぜてみるといいですよ。
Xコミュニティ『薄肌友の会』に会員さんが投稿して大きな話題を呼び、乾燥しにくく崩れにくい「全部混ぜ」メイク法として広まった方法です。
ベースメイクアイテムを肌に合わせて混ぜる手法は、プロのメイクアップアーティストさんも実際にやっているそうです。
そして、この混ぜる時に私たちが良く使っているのが、BCLカンパニー様から発売されている『乾燥さん』の保湿力スキンケア下地です。

出迎えてくれたのは乾燥守子ちゃん
BCLカンパニーオフィスでは、ドラッグストアやバラエティショップで最近よく見かける『乾燥さん』の女の子キャラクター等身大パネルが私たちを迎えてくれました。
一度見たらなぜか忘れられないこの女の子の名前は、乾燥守子(かんそうもりこ)ちゃん。
「キャラクター作りにはとても苦労しました。となりにいてちょっとクスッと笑えるような女の子にしたくて。」そう答えてくださったブランド担当者さん。
全ての乾燥に悩む人の声を代弁して生まれた「乾燥さん」ですが、乾燥してるかも、もう乾燥したくない、と感じた時に思い出してほしいと願いが込められて、ブランド名とキャラクターを考案されたそうです。
座談会のアジェンダ
- はじめの挨拶
- 参加者の紹介
- BCLカンパニーさんの紹介
-『乾燥さん』について
-『スキンヒーロー』について
-『乾燥さん』の好きなところや意見
- おすすめの使い方
- 実際に使ってみよう
- 終わりに
はじめの挨拶〜参加者の紹介
今日の座談会は6名の少人数制。活発な意見交換やメイクの相談ができる近い距離で座談会がはじまりました。
参加者全員が、薄肌で乾燥肌にお悩みの皆さん。
「保湿力スキンケア下地の保湿力がすごくて大好きです。水分力が高くてバリアを張るように乾燥や刺激を防いでくれる。このお値段でしっかりうるおいキープしてくれるのが本当にありがたい!」
「全種類試して、家にコレクションしています。」
「姉妹で毎日『乾燥さん』の下地を使っています。」
... と、普段から『乾燥さん』シリーズを愛用している方が集まってくれました!
BCLカンパニーさんの紹介
あらためてBCLカンパニーがどんな会社さんなのかブランドの歴史とともにご紹介いただきました。
昨年リニューアルした朝用フェイスマスク・サボリーノ、AHA配合クレンジングシリーズ・クレンジングリサーチ(もうすぐ25年)、塗る乳酸菌と桃セラミドのスキンケア・ももぷり(一時期バズって買えなかった)など、それ知ってる!と声があがるブランドを1979年発足から発売し続けてきたBCLカンパニー。
創業から変わらぬ「他にはないものをつくる」という姿勢でお客様一人ひとりの毎日をアップデートするライフスタイルカンパニーを目指している化粧品メーカーさんです。

『乾燥さん』『スキンヒーロー』について
― 薄肌の日中ベースメイクに『乾燥さん』の出番がとても多いです。どのような背景で誕生したのか改めて教えてください。
「企画がスタートしたのは2021年で、他のブランド開発と比べると、かなり急ピッチで作りました。 コロナだったのでマスクで乾燥する、毛穴が目立つ、などとお客様から悩みが一気に増えた時期でした。」
― 世の中も肌治安も大変な時期に、『乾燥さん』は誕生したのですね。
「そうなのです。開発担当者であった私自身も育休明けで肌がボロボロになっていました。その当時は、下地といえば、多機能でカバー力豊富のリッチな下地がトレンド。だけど、多機能でカバー力があると粉体が増えてしまい、乾燥を招いて肌に合わない人も多かったのです。」
― 確かに『乾燥さん』は、その後のメイクを邪魔しない、シンプルイズベストな下地ですね。
「乾燥はあらゆる肌トラブルの原因になります。乾燥すると、肌の中で炎症が発生して、シミ、シワ、肌荒れ・ニキビを繰り返してしまいます。
乾燥ケアといえば?と一番はじめに想起される製品を目指して、「日中の乾燥を防ぐ」をキーワードに商品開発をして、これまでに至ります。」
― 『乾燥さん』シリーズでたくさんの商品が出ていますね。それぞれの下地の特徴を教えていただきたいです。
「水分力下地は水溶性セラミド(グルコシルセラミド(保湿))を中心に水分保持力を特に重視して開発しています。グリシルグリシンは皮脂の酸化を抑える引きしめ成分。べたつき対策や毛穴ケアもできるものです。
保湿力下地はオールインワンのスキンケア効果があり、日中のバリア機能に着目して、しっとりふっくらとした肌をキープします。
グリーンのタイプはCICA成分(ツボクサエキス(保湿))配合で、赤みが気になる肌をカバーして、健やかで自然な肌色に整える使い分けができますね。」
― 水分力下地は店頭でなかなか手に入らなかったのですが、定番化されると聞きました。嬉しいです!バームやパウダーなど他のものも気になりますが、後で実際に使いながらぜひ教えてください。
次は、『スキンヒーロー』についても、教えていただけますか?
「スキンケアとメイクのハイブリットを作ろう、と『スキンヒーロー』は誕生しました。
現在は、目元用クマ消しアイクリームのクマシーラークリーム、ニキビなどスポット隠しクリームの薬用スポットシーラークリームの2種類を発売しています。」
― こちらもベースメイクなのですね。『乾燥さん』と分けてブランド化した理由はなんでしょうか?
「『乾燥さん』はいつもの乾燥悩みにそっと寄り添うために誕生しましたが、『スキンヒーロー』はよりダイレクトに、速攻で悩みに届くような、例えばクマをピンポイントに消す、という目的で作りたかったので、ブランドを分けて作っています。想定するユーザー様は男女どちらもなので、誰でも手に取りやすいパッケージデザインにしています。」
― なるほどです。乾燥さんの色なし下地とスキンヒーローを合わせて使う日も多いのですが、スキンヒーローは重ねても肌負担が少なくて、潤う感じが私も気に入っています。
「ありがとうございます。スキンヒーローはメイク商品ですが、アイクリームの開発者が担当して作っています。なので使用感も、スキンケア商品のアイクリームに近い仕上がりとなっていますね。」
― 成分を見ると、美容成分がたくさん配合されていますよね。
「悩みや荒れた部分に上から重ねてカバーする時の肌負担や罪悪感をなくしたかったので、クマシーラークリームにはナイアシンアミド、レチノール、ビタミンE、ヒルベリー葉エキス、カカオ種子エキスを、薬用スポットシーラークリームにはグリチルリチン酸2K、ナイアシンアミド、ビタミンC、ビタミンE、グリシルグリシン、ツボクサエキス、ドグダミエキス(全て保湿目的)を配合しています。」
― 本当に美容クリームのような処方なのですね!これからも『乾燥さん』と合わせて上手くメイクに取り入れていきます。
『乾燥さん』の好きなところや意見
ここで、熱心に愛用している参加者の会員から、日ごろ『乾燥さん』を使っていて好きなところや、もっとこうしてほしいと意見を発表してもらいました。
「私は保湿力下地色なしとコントロールカラーを1:1で混ぜて使っています。コスメが大好きで、クッションファンデも好きだけど、肌に叩けば叩くほど粉が吹くから、その前の救世主が『乾燥さん』です。」
「私も保湿力下地色なしを愛用してます。保湿力下地色付きカバータイプは目の周りにも使いやすいですね。SPF50の保湿力UVエッセンスは私は少し目にしみたので、夏は目元だけSPF40のカバータイプ、顔全体はUVエッセンスと使い分けようと思っています。SPF50の目元用も発売してくれたらすごく嬉しいです!」
「水分力下地を限定の時に手に入れることができました。より潤うから好きです。手に入りにくから少しずつ使ってるのですが、4月から定番化すると知って私も嬉しいです。」
「すごく助かるのがスキンケアバーム。寝坊してメイクする時間がない時、鼻の下や口周りの乾燥するけど、バームで抑えらている。」
「パウダーも愛用してて、中に入っているパフの質感がとにかく好きです、詰め替えのパフが欲しい!」
「たっぷりの化粧品スキンケアのパッケージの空いてる側面とかに使う量を書いて欲しい。最初は既定量を守るけど、その上で自分で量を調整してます。」
「私もズボラな性格で、『乾燥さん』がいいと友達に勧められてからやっと水分力を買った。だけど、どれがどんな感じに違うのかもっと分かりやすくなって欲しい。『乾燥さん』おすすめ使い方セットの情報まとめがほしい!今回直接話を聞かなかったらどれがいいか決められなかっただろうと思います。」
このように、みんな『乾燥さん』がとても好きで大切だからこそ、さまざまな感想や意見が飛び交いました。

おすすめの使い方〜実際に使ってみよう
そしてお待ちかねの、タッチアップタイムです。
オールインワンのしっとり化粧液、ピンクの高保湿スキンケアシリーズで各自肌を整えてから、『乾燥さん』シリーズを使ってメイク直しをしてみました。
個人的に一番驚いたのは、保湿力スキンケアバームファンデ-ションの仕上がりの良さです。
「バームファンデのコツは、しっかり取ってちょっとだけティッシュオフしてから、パウダーをはらうように軽く撫でて乗せていきます。
似ているけどクッションファンデみたくポンポンしないです。」
と、ブランド担当者さん。
言われた通りにクッションにバームファンデをとって、優しくさらさらと撫でて薄く重ねていくと、毛穴や赤みがみるみる隠れて、とても自然な仕上がりに。 粉が浮いた感じもなく、肌にしっとり溶け込んですごく気に入りました。
より気になる部分には『スキンヒーロー』を重ねて完成度を上げました。
『乾燥さん』がベースメイクアイテムとして本当にすごいなと思うのは、肌色や状態がそれぞれ違う一人一人、みんなにまんべんなく似合うところです。
ベースメイクは色選びや使用感の好き嫌いがあって当たり前なはずなのに、一斉に同じ『乾燥さん』を使った参加者全員が、みんな綺麗にメイク直しができていて、お互い笑顔で向き合っていました。
終わりに
やっぱり『乾燥さん』っていいね、と全員が再確認したところで、BCLカンパニー社員様に今日の締めくくりとして、参加してくれた薄肌の会員さんと実際に会ってお話ししてどう感じたか、<薄肌への所感>をお伺いしました。
BCLカンパニー社員様から↓
「皆さんがすごく知識が豊富。パッと見で肌に悩んでいるよう見えないから、驚きがあった。ありがたいご意見を頂けたと思います。」
「皆さんの会話の中に商品名や成分名がすぐに出てきてましたね。自分に合う・合わないのこだわりをもたれてる方が多いので、『スキンヒーロー』って薄肌さんに合う商品だとは思わなかったという声をいただいて、もっとパッケージや発信の仕方に必要な人に届く仕掛けを考えたいと思いました。」
「薄肌さんはお肌が綺麗なイメージで羨ましいと思っていたけど、お話を聞くと、たくさんの悩みを抱えてることを知ることができました。悩みが気付かれにくいのだな、と勉強になりました。 『乾燥』さんは選ぶのが難しいという声は前々から聞いていたので、チャートは現在進行形で作っています。SPFが違うから中身が違うのだろうと思われている視点にも、衝撃を受けました。」
「薄肌さんのコミュニティ内の共感力がすごいなと思いました。共感性の高いコミュニティで、『乾燥さん』ブランドが重視している共感部分とマッチしていて、今日はお話を聞けてとても参考になりました。」
・・・・・
乾燥したくない肌に寄り添う『乾燥さん』と、罪悪感を感じさせず肌悩みをレスキューする『スキンヒーロー』は、これからも進化を続けて、私たちにとってますます大きな存在となるでしょう。
化粧品を通じて、これからもお互いを応援し合うような仲でいたい、と強く感じました。 以上、BCLカンパニー×薄肌友の会 座談会レポートでした。 ではまた次回、 #薄肌友の会プロジェクト でお会いしましょう!
1988年、北海道生まれ。同志社女子大学学芸学部卒業後、2011年WEBマーケティング会社へ入社。マーケティング、デザイン制作を経験した後、再生医療・美容皮膚科クリニック運営本部にマネージャーとして入社。最新の美容医療や化粧品を現場主義で学びながら、第一子出産を機にX(旧twitter)で美容アカウントを開設。SNS総フォロワー10万人に「健康最優先で子どもに伝えられる美容」をテーマに実体験を発信。趣味は洋服集めとキャンプ。 |
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